24歳アパレル店員の日記

24歳アパレル店員のリアルボイス。

20170927 中学生の男の子

自分が大分に来てから

よくお店にきてくれるR君ていう中学生の男の子がいた。もちろん最初は名前も知らないし…でも接客をしても小さい声で頑張って話してくれる可愛い中学生だな〜みたいな印象だった。

 

正直最近の自分は心が病んでるからなのかお客様から写真撮ってくださいとか言われなくなってたし…スタッフからも顔が病みすぎて崩れたとか言われていた(笑)

 

そんな時にR君がお母さんと一緒に買い物に来ている時に良ければLINE教えて下さい!て言ってきた。最初は正直戸惑ったし…確かにLINEを聞いてくる女の人や男の人いたけど…え?何で?みたいな雰囲気にその時はなった。でも何か別にいいや〜みたいな感じで(全てに投げやりな時期だった)LINE交換をして握手を求められ帰っていった。するとすぐにLINEが着てた。もちろん仕事終わりにしか返せないから仕事終わりに今日はありがとね〜みたいなやりとりをした。

それから少し経ってお母さんからもインスタでメッセージがきた。

 

R君は不登校だったらしい。学校でも上手くいかず、キャンプ?(合宿みたいな泊まり会)みたいな学校行事前だったけど行くのをお母さんもR君も悩んでたらしい。そんなR君が何故か分からないけどよく家でお店に行くことをお母さんに楽しげに話してたり、自分の事を話してたりしてたらしい。お母さんとしては不登校で悩んでるのにニコニコしてるR君が本当に嬉しかったみたいで…良かったらLINEをしてほしいのと学校にちゃんと行く約束をしたらそのご褒美に一日R君と遊んでもらえないかと言われた。もちろんオッケーした。自分なんかでいいなら…と思ったし(まだ投げやりな時期)何よりきっと自分が今仕事行きたくないのと繋がってその子にはそんな人生歩んでほしくなくて…苦手なLINEも毎日(なぜか相手もいない自分は中学生と毎日LINEw)かかさずたのしくなるように❓ばっかり使ってLINEした。

 

そしてキャンプが終わってR君家族と一日中遊んだ。ご飯食べたり、卓球したり、ゲームしたり、ボーリングしたり、プリクラ撮ったり、ドライブしたり、、、本当に楽しかった。

 

R君にとっては

自分なんかが憧れといってくれて

自分なんかがここまでこの子のために何かできたんだ〜と思うと久々に嬉しくて帰り際なぜか嬉し泣いてた(笑)←歳を重ねると涙腺が弱い

 

その時いろんな感情が蘇った。

こういうのだ。お客様にこういう服や人間性を通してお店を知ってもらって一緒に共有してもらって何か役に立てる人になりたい。て思ってたな〜て。今はただただ落ち込んでてブルーで病んでたけど…すごいR君家族に実は自分がめちゃくちゃ救われていた。

 

きっとこれがなかったらすぐ自分は

持っていた辞表を出していただろう。

 

神様とかいないかもだけど神様のおかげなのか

R君家族のおかげなのか

両方のおかげなのかは分からないけど

本当に出会いていいな…て思ったし

これからも出会いは大事にしようて思えた。